CATEGORY:ECサイト
2013年04月06日
ECサイト-成功させるための基本-1
営業先で、ECサイトをやりたいんだ、という相談を受けた時のために。
そもそもECサイトに向く商品とは?
最近では、スマホユーザーの拡大によって、家電や書籍以外の些細な生活品であってもオンラインショップでまとめ買いして済ませる、というケースもよくあるようだ。
とはいえ、ノウハウも何もない業者さんが初めてECサイトを出すにあたっては、ECサイトに向いている商品かどうかをまずは確認したほうが良いようだ。
オンラインでの販売に向いている商材
・オンラインユーザーの集客が多く見込めるもの
・実店舗に在庫スペースや立地的な制限があり、需要に対して供給が追い付いていないもの
・ニッチマーケットで需要は多くなくとも、オンラインユーザー層比率の高いもの
・リピート性の高いもの
オンラインでの販売に向かない商材
・オンライン上で購買が完結し難いもの
・オンラインユーザー数があまり見込めず、実店舗に供給が行き届いているもの
・ブランディングが成されていないもの
・リピート性が低く収益性の低いもの
オンラインショッピングは、実店舗に足を運ぶ場合と違い、ユーザーは検索によって簡単に価格比較が行える。ユーザーにとっては非常にメリットだが、売り手側にとってはその分、競争力を問われることになる。
つまり、競合他社に対して何か優位性や付加価値がなければ、価格競争で勝負しなければならなくなり、厳しい戦いが予想される。
最低限必要なこと-ブランディングという概念
インターネットユーザーの拡大によって、オンラインメディアはマスメディアの一角としてのポジションを確固たるものにしている。その結果、以前なら予算的にも難しかったブランディングを、低予算で用意に実現できる可能性がある。
特にTVやラジオと異なり、ターゲティングが行えるという媒体特性もあり、さらに他メディアとのクロスメディアマーケティングにより、ブランディングをより効果的に遂行できる。
SEOとSEM
基本的に潜在顧客は検索によって購入したい商品を見つけようとする。
このため、ECサイトの成功を大きく左右するのがSEO対策となることは間違いない。大きなポイントとなるのは、先述したとおり「ターゲティング」によって取り扱う商品のユーザーを限定的に絞り、角度の高い潜在顧客の流入をより確実にすることだろう。
もう一つ基本的なマーケティング手法として、SEMに取り組むことも必要だが、単純なキーワード広告は、多くのユーザーは慣れてしまったために広告欄を注視しないケースが多いと思われる。
そのためECサイトの場合は、リターゲティングによる広告バナーが最も有効だろう。当然バナーもターゲットを絞った訴求力のある内容のものにしたい。
Posted by kazumi_o
at 10:09
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